琵琶湖の南端に位置するびわ湖テラスは、湖畔に建つモダンな建築物であり、湖畔からの眺望が絶景であることから、注目を集める人気観光スポットの一つです。
本記事では、びわ湖テラスの魅力や楽しみ方、周辺情報などを詳しく紹介していきます。
贅沢な休日を過ごすために、ぜひ参考にしてください。
びわ湖テラスの概要とアクセス方法
びわ湖テラスとは
びわ湖テラスとは、滋賀県大津市にある琵琶湖畔に建つ施設です。
山頂から琵琶湖を一望できる絶景スポットとして注目されており、レストランやショップ、展望台などが併設されています。
びわ湖テラスは、2016年7月にオープンした施設であり、建築物自体も美しく、観光客からも高い人気があります。びわ湖テラスを訪れることで、琵琶湖の美しい景色や自然を満喫することができるだけでなく、琵琶湖周辺のグルメや文化に触れることもできるため、琵琶湖観光を楽しむための拠点として、多くの観光客でにぎわっています。
びわ湖テラスの場所・アクセス方法
びわ湖テラスは、滋賀県大津市にあります。
最寄り駅はJR「志賀駅」となり、大津市営バスの「びわこバス琵琶湖テラス前」または「びわこバス東浅井行」に乗車し、「琵琶湖テラス前」バス停で下車します。
山麓に到着した後は、打見山の頂上までロープウエイで移動します。
車を利用する場合は、無料駐車場が完備されています。
なお、琵琶湖を一望できる絶景スポットとして人気が高いため、混雑が予想される場合は、公共交通機関を利用することをおすすめします。
びわ湖テラスの魅力
びわ湖テラスの魅力は、琵琶湖畔から一望できる美しい景色や、レストランでの食事やドリンクなど、多彩な魅力があります。
また、施設内には琵琶湖周辺の文化や歴史を紹介する展示スペースもあり、琵琶湖周辺の魅力をより深く知ることができます。
ここでは、びわ湖テラスの魅力をご紹介します。
琵琶湖の景色を一望できる理由
びわ湖テラスから琵琶湖の景色を一望できる理由は、その立地にあります。
びわ湖テラスは、琵琶湖の東側に位置しており、湖畔に面しています。また、周辺に高い建物などがなく、開放的な場所にあるため、遮るものがなく美しい景色を見ることができます。
さらに、びわ湖テラスは、天候によって異なる表情を見せることも特徴のひとつです。
晴れた日は、琵琶湖を一望でき、夕日が沈む時間帯には、赤やオレンジ色に染まる美しい景色を見ることができます。
また、雲がかかった日や雨の日には、神秘的な雰囲気が漂い、異なる魅力を感じることができます。
琵琶湖は、日本最大の淡水湖であり、湖面積も約670平方キロメートルあります。
湖の形は細長い形をしており、湖畔には山々が連なっているため、びわ湖テラスからは、湖の美しい景色だけでなく、周囲の山々の景色も見ることができます。
このような地形的な特徴が、びわ湖テラスからの景色を一層美しく魅力的にしているのです。
びわ湖テラスにある3つのテラス
びわ湖テラスには、「Grand Terrace(グランドテラス)」、「North Terrace(ノーステラス)」、ロープウェイをもうひとつ乗り継いだ先にある「CAFÉ 360」があります。
Grand Terrace(グランドテラス)
Grand Terraceは、びわ湖テラスのシンボルでもある3段構造のウッドデッキがあります。
インフィニティプールのような水辺と琵琶湖の重なる景色は絶景です。
沢山の観光客でにぎわい、フォトスポットでは列を成していることも。お気に入りの場所を見つけてフォトジェニックな写真を撮影しましょう。
また、このテラスには「Terrace Café」というカフェもあり、景色を眺めながら滋賀の食材にこだわった料理やドリンクを楽しむのもおすすめです。
North Terrace(ノーステラス)
North Terraceは2018年8月に新エリアとしてオープン。こちらは琵琶湖の北湖側を楽しむことができます。
「びわ湖テラス最高のビュースポット」と言われるほどの絶景が望める「インフィニティラウンジ」があり、限定20席のソファー席は営業期間があるため、利用したい場合は事前に調べておくことをおすすめします。
CAFÉ 360
3つ目のテラスCAFÉ 360は、標高1,174mとびわ湖テラスで一番高い場所にあり、「打見リフト」、「ポーライリフト」の2つロープフェイを乗り継ぎ向かいます。
天気の良い日は「プレミアムシート」を利用することができ、大人2名がゆったりくつろげるラウンドソファーとなっています。
京都や大阪まで一望でき、運が良ければ南アルプスまで見ることができる、まさに大パノラマです。
びわ湖テラスで楽しめるアクティビティやグルメ
びわ湖テラスには、琵琶湖畔の景色を楽しみながら、地元の食材を使ったグルメやカフェメニューが楽しめ、テラス周辺には散策路やベンチもあり、自然環境を満喫することができたり、アクティビティも充実しています。
琵琶湖周辺の観光スポットとの比較
琵琶湖周辺には、数多くの観光スポットがあります。
例えば、びわ湖バレイや琵琶湖バージョンボート、彦根城などが挙げられます。
これらのスポットは、歴史や自然など、それぞれ独自の魅力があります。
比較すると、びわ湖テラスは、琵琶湖畔に位置している点が共通しています。しかし、びわ湖テラスは、その名の通り、テラス席からの眺望が魅力の一つとなっています。
また、地元の食材を使用したグルメやカフェメニューが楽しめる点も特徴的です。さらに、湖上散歩が楽しめるカヌーやボートツアーなどのアクティビティも魅力の一つです。
一方、他の観光スポットと比較すると、びわ湖テラスは規模が小さいため、その訪問目的は、リラックスや湖畔の景色を楽しむことにあります。そのため、訪問者層は、カップルや家族連れ、友人同士など、比較的少人数での訪問が多い傾向にあります。
総合的に見ると、びわ湖テラスは、落ち着いた雰囲気の湖畔の風景を楽しみたい人にとって、ぴったりの観光地といえます。
びわ湖テラスで楽しめるアクティビティやグルメの紹介
琵琶湖テラスでは、琵琶湖の美しい景色を楽しみながら、多彩なアクティビティやグルメを楽しむことができます。
アクティビティとしては、「ジップラインアドベンチャー」という、森に張り巡らされたロープで爽快に飛ぶアトラクション体験が人気です。全6コースあり、ツアー開催には期間が設けられています。
こちらは予約制なので、受付で予約して参加しましょう。
また、「スカイウォーカー」では丸太や揺れる橋を渡ったり、地上5mの場所から全3コース、33アイテムを進んでいくアトラクションも楽しむことができます。
「ジップラインアドベンチャー」、「スカイウォーカー」ともに有料で定員があるので、アクティビティ受付でしっかり確認、予約などしてから他のエリアを楽しむことをおすすめします。
グルメとしては、琵琶湖の幸を使った料理を味わえるレストランや、カフェなどがあります。
琵琶湖の新鮮な魚介類を使った料理は、その味わいが格別で、地元の人々からも観光客からも人気を集めています。
また、カフェでは琵琶湖の素晴らしい景色を眺めながら、地元のコーヒー豆を使ったコーヒーを楽しむことができます。
琵琶湖テラスは、琵琶湖周辺の観光スポットの中でも、自然と食を楽しめるスポットとして人気を集めています。
びわ湖テラスを訪れる前に知っておきたいこと
びわ湖テラスを訪れる前には、天候や季節による服装や持ち物の確認が必要です。
また、混雑状況や営業時間の確認も必要です。
さらに、利用料金やチケットの購入方法なども事前に確認しておくことが望ましいでしょう。
駐車場や営業時間について
びわ湖テラスには、無料の駐車場が複数ありますが、季節や天候によって利用できる場所が異なるため、事前に確認が必要です。また、公共交通機関を利用する場合は、JR「志賀」駅または近江鉄道バス「びわこバレイ」停留所が最寄りとなります。
営業時間は通常、9時から17時までであり、営業時間内に入園すれば、閉園時間まで滞在することができます。
ただし、季節やイベントによって営業時間が変更される場合がありますので、公式ウェブサイトなどで確認することが必要です。
なお、夏季や週末などの混雑時には、入場制限が行われることがあります。特に、ゴールデンウィークや夏休み期間には大変混雑するため、事前に混雑状況を確認することが望ましいでしょう。
混雑状況や予約について
びわ湖テラスは観光客に人気のスポットであり、特に週末や祝日は多くの人で賑わいます。
混雑状況については、天候や季節によって異なりますが、一般的に午前中や昼前に訪れると比較的空いています。
また、事前に予約をすることで入場待ち時間を短縮できます。
予約はオンラインで受け付けており、利用日の2週間前から申し込み可能です。
駐車場については、びわ湖テラスの敷地内には駐車場がありますが、台数に限りがあるため、満車の場合は近隣の駐車場を利用する必要があります。
営業時間については、通常は9時から17時までですが、季節によって変更される場合がありますので、事前に公式サイト等で確認することをおすすめします。
びわ湖テラス周辺のおすすめスポット
元祖パン麺 ネ本屋(現在休店中)
びわ湖テラスすぐ近くにあるパンと麺のお店です。
パンはもちろんのこと、和だしを生かしたラーメンを食べれることでも有名です。
パンは種類豊富で、ネ本屋さんでしか食べられないオリジナルパンも多くラインナップされています。店内か外で食べることもできるので、ラーメンと一緒にパンも食べる方が多いです。
JR湖西線「志賀駅」から徒歩5、6分程度の距離にあり、駐車場も完備。7、8台ほど停めれるスペースがあるので、びわ湖テラスに車で来た方も気軽に立ち寄れます。
滋賀県大津市木戸31-72
電話番号:077-592-8797
JR湖西線志賀駅から徒歩7分、湖西道路志賀インターから車で1分
定休日:日曜日・月曜日・火曜日・水曜日
営業時間:7:00〜17:00
たねや クラブハリエ メインショップ ラ コリーナ近江八幡
クラブハリエはバームクーヘンで有名なお店で、ここでは焼き立てのバームクーヘンを食べることができる店舗となっています。
また、2023年1月11日にクラブハリエ史上最大の「バームファクトリー」がグランドオープンしました。
製造過程を見ることができる見学通路、カフェなど、クラブハリエを思う存分楽しめる場所となっています。
滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
電話番号:0748-33-6666
JR近江八幡駅からバスで約10分、名神高速道路竜王IC /蒲生スマートICから車で約30分
駐車場:無料
定休日:年中無休(台風・大雪の影響などで休業の可能性有り)
営業時間:9:00~18:00(フードコート 10:00~17:00)
まとめ
びわ湖テラスの魅力や特徴のまとめ
びわ湖テラスは、琵琶湖を一望できる美しい景色や、自然と調和した建築物が特徴的です。また、レストランでは地元の食材を使った美味しい料理が楽しめ、滞在型施設も充実しています。
アクティビティとしては、「ジップラインアドベンチャー」や「スカイウォーカー」といったアトラクション体験が堪能でき、周辺の散策コースもあります。
訪れる前には、駐車場や営業時間、混雑状況や予約方法を確認することがおすすめです。
琵琶湖周辺には多くの観光スポットがありますが、びわ湖テラスは自然や文化に触れることができる場所として、新たな名所として注目を集めています。
びわ湖テラスで贅沢な休日を過ごすためのアドバイス
びわ湖テラスで贅沢な休日を過ごすためには、事前に混雑状況を調べ、予約が必要な場合は早めに行うことが大切です。
また、夏季や連休などは特に混雑が予想されるため、早めの訪問をオススメします。
駐車場は無料で利用できますが、駐車場が満車の場合は周辺の有料駐車場を利用することになりますので、予め調べておくことも必要です。
なお、施設内にはレストランやカフェなどの飲食店もあり、地元の食材を使った料理が楽しめます。そのため、ぜひ現地で味わってみてはいかがでしょうか。
また、周辺には琵琶湖周遊船や観光名所がたくさんありますので、びわ湖テラスだけでなく周辺の観光スポットも合わせて訪れるとより充実した休日を過ごすことができます。
びわ湖の魅力を存分に味わえるびわ湖テラスで、贅沢な休日を過ごしてみませんか?